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-播種-
2025年度

検証の目的

・直播⽔稲(湛⽔直播)と秋まき⼩⻨(⼤⾖間作)において、乗⽤機による播種作業との⽐較に基づき、ドローンによる作業時間の軽減効果を検証。

・上記の結果より、機器コストを勘案した収益変化を明確にする。

検証の内容

①湛⽔直播⽔稲

機材納品が播種時期に間に合わなかったため、検証区についても慣⾏区と同様の作業機による作業とし、⼩・⼤区画の双⽅で作業時間を取得した。これにより、⼤区画化による効率性の評価を⾏った(表 1)。

②秋まき⼩⻨(⼤⾖間作)

表 1 に⽰す圃場・仕様にて、ブロードキャスタとドローンによる作業時間の計測を⾏った。当初予定していた慣⾏区(64-2、69­13)、検証区(64-1、69­12)において、畝間の雑草の繁茂が発⽣していた。現地においては、除草を⼈⼒で⾏い、⼟壌を露出させ播種を⾏うものとした。また、⼩⻨の発芽率の低下懸念から、畝間に雑草の少ない慣⾏区(62-2)、検証区(62-1)を追加した。

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<検証ほ場等の特徴>

・慣⾏区(64-2)、検証区(64-1)は⼩区画、慣⾏区(69­13)、検証区(69­12)基盤整備後の⼤区画圃場である。

・追加圃場である慣⾏区(62-2)、検証区(62-1)は、⼩区画圃場となる。

進捗・達成状況

①湛⽔直播⽔稲

・湛⽔直播⽔稲における播種作業について、⽥植機(湛⽔直播作業機装着)による慣⾏作業での⼤区画、⼩区画圃場での作業時間を計測し、作業性⽐較を⾏った(表2)。

・⼤区画での作業時間は、⼩区画に⽐べて、38〜48.5%の作業性向上となった(図1)。

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②秋まき⼩⻨(⼤⾖間作)

・秋まき⼩⻨の播種作業において、乗⽤機とドローンでの圃場内播種作業時間を計測した(表3)。

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・全箇所においてブロードキャスタでは、種⼦初期補給で播種作業が終了したのに対して、ドローンは積載容量が25kg のため、複数回の補給作業が必要であった。また、散布幅についても、平農場では18m、影近農場では10mとドローンの5m よりも広いため、圃場内の散布作業のみでは、ドローン播種よりもブロードキャスタの作業時間が少ない結果となった(図2)。

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・圃場内の作業時間に加え、農家倉庫から圃場までの移動時間を含めた総作業時間についても加えた検証を⾏った(図3、表4)。ドローンは乗⽤⾞にて輸送、ブロードキャスタは⾃⾛での移動時間としている。

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・平農場69-12、13では総作業時間が171%の増加となり、⼩区画圃場の64-1、2では総作業時間が6%の削減、影近 62-1、2では総作業時間が38%の削減となった(表4、図4)。

・トラクタによる⾃⾛では速度が低いため、圃場までの距離が⼤きくなるほど、総作業時間が減少するものと考えられる。

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その他

・秋まき⼩⻨(⼤⾖間作)の発芽状況について、現地調査を実施(11⽉27⽇)。

・10⽉24⽇時点で全ての圃場で発芽しており、11⽉27⽇の⽣育調査時は降雪のため、影近農場での⾃然⾼計測が叶わなかったが、発芽・⽣育していることを確認した。

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次年度の計画案

・ドローンの納品が7⽉となり、湛⽔直播⽔稲でのドローン播種作業が出来なかったため、次年度は、湛直播⽔稲でのドローン播種作業についても計測し、検証を⾏う。

・利⽤する機材に対して、農家保有機材の他の作物利⽤⾯積も勘案した該当作業コストについても、ドローン利⽤を⾏った場合の試算も⾏う。

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